解像度が異なるマルチディスプレイ環境下でかざぐるマウスを使う際の設定

2013年に開発終了しましたが、便利すぎて未だに使い続けているかざぐるマウス。
解像度が異なるマルチディスプレイ環境下では、ジェスチャー開始位置がマウスカーソルの位置からズレてしまう症状が発生する場合があります。
今回はこの問題を解決する方法を解説します。

かざぐるマウスとは？

かざぐるマウスとは、マウスの動きに様々なコマンドを割り当て、PCの操作を効率化するソフトウェアです。
例えば、右クリックを押しながらマウスを左に動かすと「戻る」操作ができるなど、直感的な操作が可能になります。
かざぐるマウスを使用して、ブラウザのタブ操作を行うと非常に便利です。

公式サイトは閉鎖されていますが、下記サイトより入手可能です。
https://forgetmenots.doorblog.jp/archives/36126191.html

通常であれば、マウスカーソルの位置からジェスチャーが開始されるのですが、私のような解像度が異なるマルチディスプレイ環境下では、ジェスチャー開始位置がマウスカーソルの位置からズレてしまいます。

下記のような設定を行えばこの問題を解決することができます。
かざぐるマウスがインストールされたフォルダに移動し、Kazaguru.exe上で右クリックし、プロパティを開く。

互換性タブに移動し、高DPI設定の変更を開く

「高DPIスケールの動作を上書きします。」にチェックを入れ、拡大縮小の実行元を「アプリケーション」にする。

この設定後、かざぐるマウスを再起動すれば、ジェスチャー開始位置がマウスカーソルの位置からズレる症状が解消します。

今回は、解像度が異なるマルチディスプレイ環境下で、ジェスチャー開始位置がマウスカーソルの位置からズレる問題を解決する方法を解説しました。
同様の問題で悩んでいる方の参考になれば幸いです。